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講話「アイヌとしての
アイデンティティー」
講師:田村直美

講師:田村直美(Tamura Naomi)

テーマ:「アイヌとしてのアイデンティティー」

○キーワード:多文化共生、コミュニティ形成、人権

〇所要時間:60分~120分

〇内容:講話、アイヌ食文化体験

<講師紹介>

1971年生まれ。白老町社台出身。アイヌのルーツを持つ。

胃がんを機に人生を振り返り、日々の煩雑さで忘れていた「いつか誰もがホッとできるカフェ開きたい」と言う夢を思い出し、その夢に向かって勉強を始める。

セミナーや講座を受けていく中で「コミュニティカフェ」と言う言葉に出逢い自分のやりたいことはこれだと氣づく。

自身のルーツを受け入れられたのはつい5年ほど前。「アイヌ民族は自分たちも自然の一部という精神性をもつ民族である」という言葉に出逢ってから、カフェを始める時の店名はアイヌ語にしようと決める。

結婚を機に逃げるように白老を出て20年。ルーツを受け入れ故郷への想いが強まり、カフェを開店するなら地元の社台で始めようと決心し、2016年故郷に戻り翌年「コミュニティカフェ ミナパチセ」を始める。

ミナパチセから始まるコミュニティ、そこから生まれるつながりがどんどん広がり可能性を広げ地元の人たちとのコラボ企画を行っている。

また、昨年より地域おこし協力隊の手塚日南人(東京出身)とアイヌ語を織り交ぜた唄を作り、音楽からアイヌ文化の発信を始める。1曲目の「ミナパチセ ~みんなで笑う家~」白老町の観光PRプロモーションビデオのBGMに採用され、その後、生み出された唄を白老発の応援歌として世に送り出すためにクラウドファンディングで資金を集めCDを制作。アイヌ文化発信のため、また手話歴30年の経験を活かし、日本の三大言語「日本語、アイヌ語、手話」を融合させたライブ活動も積極的に行っている。

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